鈴虫寺や苔寺のお近くの一休禅師ゆかりのお寺、地蔵院さんの写真です。
足利氏に仕えた細川頼之によって1367年に創建されました。
竹の寺の青もみじ
昼間でも薄暗い、でも青もみじや竹林の美しい竹の寺の山門。
このお寺は一休禅師が小さいころを過ごしたところ。
山門をくぐってまっすぐ歩くと地蔵堂。
ご本尊は延命安産の地蔵菩薩。伝教大師の手によるものだそうです。
そのまわりには夢窓国師、宗鏡禅師、細川頼之公の木像が置かれていますが、暗いのであまりよくは見えません。
中には延命安産地蔵菩薩が安置されています。
方丈へ向かう道。方丈前には十六羅漢の庭があります。
青もみじと竹林。
竹の寺の紅葉
地蔵院(竹の寺)の紅葉は赤より黄色が多めで、竹を背景に心落ち着く境内です。
向こうへの景色を期待させる山門です。
竹林をバックにしたカエデに光が当たるとたいへんな美しさ!
西の山に陽が落ちる前、15時過ぎくらいまでが良いと思います。
苔の絨毯のうえに色とりどりのカエデの葉。
方丈への道。
方丈の猪目の窓から見る竹と紅葉。
方丈の前に広がる庭園は「十六羅漢の庭」。京都市登録名勝に指定されています。
本堂に木像のある宗鏡禅師の手による枯山水庭園です。
「胡蝶侘助」と呼ばれる椿や五葉の松の緑に、南天の赤。
絵馬も猪目の形。
晩秋の竹の寺の山門前。
12月も半ばを過ぎていますので、晩秋というより冬の紅葉です。
まだ落ちていない葉っぱがかなり多いです。
このままお正月を越してしまうのではないかと思ってしまいます。
また別の年。こちらも12月半ばの写真です。
太陽が欲しかったので午後に訪れました。