京都をぐるりと囲んだ土塁と堀。豊臣秀吉が突貫工事で作らせた全長22kmの京都の囲いです。
京都駅も御土居の跡だそうです。
いまもところどころに残る御土居の写真をいくつか掲載します。
もっとも有名な御土居は北野天満宮の紙屋川のところ。
高低差のある土地にカエデや梅がたくさん植えられて、素晴らしい景色となっています。
けっこうな高低差があります。
梅が咲くころは地形も見やすいです。
平野神社の東の鳥居の近く。平野鳥居前町の御土居。
地面から出てきた石仏がきれいに並べられて祀られています。
サツキが植えられて華やかな御土居です。
紙屋川の水面はずいぶんと深いところにあります。
街には階段が多く、上ったり下りたりたいへんです。
斜面に造られた紙屋児童公園。
上に立てば眺めがいい。
御土居史跡公園。佛教大学の少し北。
ここはいつでも御土居の上を歩けます。
御土居餅の光悦堂さんの向かいの御土居。鷹ヶ峯御土居。
しょうざんリゾートの中に残る御土居。
意識して見れば、登る気も失せるほど高い土塁です。
玄琢下。どーんと丘のようになっていて、けっこうな迫力です。
これで水平です。右手のほうへ上がっていけば、鷹峯。
招善寺さんの裏の墓地から見る御土居。
いまでも御土居によって住宅街が分断されている一画です。
大宮交通公園のなかの御土居。
リニューアル工事中で長い間閉まっていますので、外から。
これで水平です。