大徳寺高桐院さんでは紅葉の素晴らしい景色を見ることができます。
横幅の広い苔庭には、竹林の緑を背景にカエデの黄色や赤が映えます。ど真ん中に石灯籠がひとつ。
苔のうえにカエデが散るさまも美しいです。
大徳寺山内の西側に建つ塔頭高桐院さん。常時拝観できる少ないお寺のひとつです。
絵になる長い一直線。ですが、向こうでカメラを構えて待っている人がいると慌てて通過しなければならなくて焦る道。
高桐院のメインは書院から見る横長のお庭です。小さい灯籠がひとつだけど真ん中に立っています。
これだけ開いているから、足元は冷え冷えです。
長く座っているひとはいませんでした。
こんな日はカメラマンばかりなので、全員奥側に張り付いて譲り合って撮っています。
端から見るお庭。ときどき木に積もった雪がサラサラっと落ちてきます。
高桐院は1601年細川忠興(三斎)が創建したお寺。開山は玉甫紹琮。
書院の前に広がる「楓の庭」は一面の苔とカエデの庭。真ん中の石灯籠は鎌倉時代のもの。
境内には細川三斎とガラシャ夫人の墓がある。
李唐筆の山水画「絹本墨画山水図」二幅は国宝。
大徳寺高桐院の拝観料は大人400円。お抹茶をいただくこともできます。
細川家ゆかりのお寺、大徳寺高桐院さんの写真です。
竹とカエデの参道も美しく、本堂前の苔とカエデの庭園も素敵です。
人工的なものは真ん中の灯籠ひとつ。
雨がしとしとと降り続き、境内には数人だけの参拝者。