230段もの階段を登って参拝する明治天皇伏見桃山陵。
そそり立つ壁のようで、みなとみらいの横浜ランドマークタワーにも見えます。
体力づくりや部活のトレーニングにも活用されています。延々と登り降りを繰り返している方もおられます。
なんとか登り切れば、南に広がるのはこの景色。
豊臣秀吉の伏見城の本丸跡ですので、秀吉が見た景色でもあるわけです。
大きな鳥居の向こうに円丘が見えます。
御陵は上円下方墳。
お正月にはもっと近くまで入って参拝できるそうです。
秋。ほとんど常緑樹なので、紅葉の景色はありません。
お隣には皇后さま昭憲皇太后の御陵(伏見桃山東陵)。
隣といっても大きいのでだいぶん距離があり、高低差もあります。
桓武天皇の柏原陵も近くにあります。
明治天皇伏見桃山陵は、初日の出を拝むスポットとしても知られています。
ただ、階段は南を向いていますので、太陽は木々の隙間の向こうの山から出てくるかんじ。
日の出を見るというよりは、この場所で見ることに価値があるということでしょう。